ムシキング!いゆだ!
今年は昨年以上に虫にアツくなる年にしたいとおもっている私だが、東京のある場所に素晴らしい昆虫展示施設(以降、昆虫園と呼称)があると噂を聞きつけ、先月行ってきた。
先に言っておくと、ブログではその良さがほとんど伝わらないので、ぜひ現地に足を運んでほしい。
で、ある場所というのが……
多摩動物公園
東京は多摩市にある、多摩動物公園だ。
モノレールとか、京王線の駅がすぐ近くにあるが、そもそもその駅まで行くのが大変だったりする。
動物園なんていつ以来だろう、とか考えながら入園。
入園料は¥600とずいぶん安い。
勝手に動物園は入園料が高いイメージだったが、都立の動物園故、リーズナブルなお値段のようだ。
あ、休園日などはちゃんとHPで確認しましょうね。
昆虫園(見出し)
まず目指すのは、当然ながら昆虫園。
パンフとかの平面地図だと入口から近くにあるように見えるが、実際はかなりの勾配を上がることになるので疲れた。
さて、まず見ておきたいのは本館。
バッタのモニュメントがお出迎えだ。
ここには、国内唯一という、ハキリアリの生態展示がある。
切り取った葉っぱを運ぶアリの様子はいつまでも見ていられる気がする。
尚、葉っぱはアリが食べるわけではなく、菌を増やすために使われるらしい。
農業めいたことをやる、珍しいアリである。
また、メジャーな種類の展示も少しある。
ギラギラギラファに
ヘラクレス
ちょうどこの日に発売のガチャガチャに登場していたウガンデンシスオオツノカナブン。
コノハムシもいる。
その他、ゴキブリとかいろいろいた。
また、標本展示もある。
これらの展示は2階で、1階にはグローワームと呼ばれる、発光する虫の展示もあった。
これは真っ暗なところに飼われてるのでさすがに写真は無理。
虫の姿が直接見えるわけではないので、虫が苦手でも問題なく見られる展示だ。
さて、正直なところ、ここまでは前座。
次に行ったところがものすごいのだ。
生態園
ここも、ホタルとかいろいろ展示されてるのだが、最も注目したいのが、巨大温室。
その様子がこれだ!
…
……
………
…………
よく分からんな。
本当ならここに足を踏み入れた感動を写真に残したかったが、無理だった。
言ってしまおう。
ここには、たくさんの蝶が放し飼いにされているのである。
たくさんの種類の蝶が、温室中を飛び回る。
その景色は、うっかり天国かなんかに迷い込んだのではないかと思われるほど。
一枚目の写真にも実は蝶が写っているのだが、私のスマホカメラではそれと分かるほどにしっかり撮影するのは難しかった。
それにしても、たくさんの蝶が自分のすぐ近くを飛び回っている光景なんて、生まれてこの方初めてだ。
耳元を掠めるときは、羽ばたきの音が聞こえることもある。
ずっといられるような場所だったのだが、喧しい団体がいたのが残念だった。
静かに、落ち着いて蝶を眺めたいので、また行くかもしれない。
その他動物
正直なところ、昆虫館特に生態園が凄すぎて、他の動物に興味を失ってしまった。
まあ、オマケ程度に何頭か撮影したが。
キリン
バク
チーター
コアラ
トラ
カンガルー
こんなもん。
まあ、移動が徒歩で疲れてしまったのもあるが、久々の動物園をあまり動物に興味を持たずに過ごすという、何とも珍奇な1日を過ごしたのだった。
おわりに
私はカブトムシやクワガタムシが大好きだ。
しかし、それ以外の虫にだって興味はある。
今回は特に蝶について、その興味をくすぐられる場所だったと思う。
それにしても、入園料のことを書いたが、私としては昆虫館だけで¥600取られても良いな、と思うくらいの素晴らしいところだった。
これからもいろいろな昆虫園を訪れてみたいものである。
おわり