【新企画】ヘラクレスオオカブトコレクション2022

ムシキング!いゆだ!

今日は今年から始まる新企画「ヘラクレスオオカブトコレクション」を更新するぞ!

ヘラクレスオオカブトコレクションとは

説明しよう!

ヘラクレスオオカブトコレクションとは、ムシキングを愛し、ムシキングに愛された男いゆが、その年に集めたヘラクレスオオカブトのフィギュアを紹介・格付けする企画である。

あくまで個人的な評価なので、参考程度に見てほしい。あと、この人はこういうのが好きなんだな、と。

ちなみに、ヘラクレスオオカブトである理由はただ一つ、私が最も愛する昆虫がヘラクレスオオカブトだからである。

ムシキング世代の私にとっては「ヘルクレス」なのだが、商品化されてるものはほぼ「ヘラクレス」表記なので、ここでは後者に統一することとする。

それではいよいよスタート。☆1つ~☆5つで数が多いほど高評価。まずは☆2~4を紹介して、最後に☆1つと☆5つを紹介しようと思う。

☆☆

エフトイズ 昆虫ハンター

最初に紹介するのはエフトイズから発売の昆虫ハンターである。

毎年発売されているもので、お菓子売り場とかに売ってる。

1個¥350で種類も選べる、のだが私個人としてはもっと頑張ってほしい。

その理由が大きさだ。

何というか、箱を開けた時、小っさ、と思ってしまった。

実際は80㎜ほどと、そこまで小さいというわけではないのだが……。

やはり、ヘラクレスオオカブトである、ということがこの大きさに不満を持つ最大の要因だろう。

最大180㎜に達するわけだから、その半分程度では満足できないのだ。

造形はまあまあ、塗装はなかなか、なので¥500くらいでもっと大きいサイズのを作ってくれたらなあ。

☆☆☆

2つを紹介しよう。

こむしちゃんのかんづめ

毎年発売されているカプセルトイで、基本的にはヘラクレスオオカブトがラインナップされている。

大きさはこんな感じ。

いっさい塗装もされていないし、非可動なのだが、私の子どもの頃から変わらないクオリティを保ち続けている。

既にシリーズが30を超えているため、29歳の筆者よりも年上なのだ。こむしパイセン……!

さて、カプセルトイ故に欲しいものがなかなか出ないこともある、というのは悩みの種なのだが、こむしパイセンはそれを驚異の価格で乗り越えている。

1回¥100!!なのだ。

10回やっても¥1,000と、とても回しやすい。それでこのクオリティをちゃんと保っているのだから、その企業努力は称賛に値する。

最近は1回¥300のカプセルトイも珍しくないが、こむしパイセンはきっと、来年も同じ¥100で微笑みかけてくれるだろう。

タカラトミー アニア

こちらはシリーズ初の昆虫ということでちょっと話題になったアニア

ホビーショップなどで販売されていて¥650(税抜)だった。

こちらは、こむしパイセンと逆でもうちょっと頑張ってほしいということで☆3つだ。

やはりネックなのはサイズ感。あと、妙に丸まっている爪の先っぽだ。

対象年齢3歳以上なので、あまり尖ったパーツはつけられないのだろう。

一応、頭角と胴体関節は動かせる

これでもう少しサイズが大きければ評価はもう少し良かったかもしれない。

やはり、選べるとはいえ、¥650でこのサイズ感はちょっと割高感があるのは否めない、というのが私の感想だ。

☆☆☆☆

けっこう高評価。3つが選ばれた。

バンダイ いきもの大図鑑ミニコレクション

最近、いきもの大図鑑シリーズは人気を誇っているが、この夏からミニコレクションと称したブランドが新登場した。その一番槍が昆虫だったというわけ。

1回¥400で、通常のシリーズより¥100安いがその実力の程は……?

なかなかええやん!というのが私の率直な感想。

大きさはアニアと同じくらいだが、造形は数段こちらが上手だ。

尚、ヘラクレスオオカブトは2種類がラインナップ。

頭角を動かすことができるのも良いポイントだ。

この造形・塗装で原寸大にしたらいくらになるのかしら。

いきもの大図鑑プレミアムとかで出さないかしら。

唯一、カプセルトイ故に何回で出てくるのか分からない点は注意が必要だ。

まだ場所によっては置いてあるところもあるだろうから、興味のある人は探してみよう。

バンダイ 一番くじ昆虫

何年か前から一番くじにも昆虫が登場している。

そして上位賞には必ずヘラクレスオオカブトがラインナップされているのだ。

昨年まではスルーしていたのだが、今年はかなり頑張ってしまった。

結果……

ヘラクレスオオカブトのフィギュアは全部揃ってしまった。

左から、ヘラクレスオオカブト、ヘラクレスリッキー(赤目)、ヘラクレスリッキーブルー(赤目・ラストワン賞)だ。ラストワン賞をGETしてしまっているのが業が深い。

大きさ・造形共に基本的には申し分ない。原寸大と言っているのだが、実際は原寸大より一回りくらい大きいサイズ感。

入手難易度はちょっと高め。

一番くじの上位賞である上に1回¥700という価格もちょっと辛かった。こだわりがなければリサイクルショップとかで買ってもいいかもね。

造形に関して不満を挙げるなら、ヘラクレスリッキーの造りがちょっと雑という点。

前翅の色で差をつけているのだが、ヘラクレスオオカブトフリークにしてみれば、頭角の形で差をつけてほしかった。

ていうか同じバンダイのいきもの大図鑑ではそのあたりちゃんとやってたし。

その点が無ければ☆5つで良かったくらいなのだが。

リード ヘラクレスオオカブトMEGAフィギュア

続いてはプライズ景品をご紹介。

黄色い翅のタイプとブルータイプ、あと、全身金色のもあった。

正直、造形とか頑張ってほしい部分はあるのだが、ある1点でそれらの不満を吹き飛ばしている。

そう、名前の通り……

でたらめにデカいのである。

あと、なんだかんだで脚の造形とかはしっかりしてるので、なんかもう、これでいいよね感ある。

プライズ景品ゆえ、獲得までの金額はまちまちだが、私はいずれも¥1,000ほどで獲得できた。

当然、今の時期に置いてあるところは無いだろうから、リサイクルショップとかを探すしかないかもしれない。

来年も同じようなシリーズがあるといいな。

さあ、残す所は☆1つと5つのみ。

まずは、とても残念だった☆1つをご紹介しよう。

フルタ チョコエッグ

チョコエッグと言えば、私の子どもの頃からあったが、最近は見かけなかった。

それが今年、こんなのが発売されていたのである。

価格は1個¥180ほど。

まず言ってしまうと、すごくすごく残念だった。

・・・

・・・・・・

・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・

いやもう、小さいとかそういうことじゃないだろ感。

一応、蓄光なので暗闇でぼんやり光るのだが、それがどうした

ていうか、子どもの頃に発売されてたチョコエッグはもう少し良い感じのフィギュアが入っていたはずなのに……。

こむしパイセンの爪の垢を煎じて飲んでほしいくらいである。

ていうか、ちょっとムキになって8個くらい買ってようやく出たからね、これ。

他のラインナップがムカデとかクモとかサソリとかなのもちょっと……。せめて全部カブトムシやクワガタムシなら救いが……無いか。

こればっかりはおススメできない。お菓子売り場で見かけてもスルーすることを推奨する。

☆☆☆☆☆

さあ、いよいよ栄えある☆5つのご紹介。

今年一番良かったヘラクレスオオカブトフィギュアは……?

SO-TA 1/1ヘラクレスオオカブト

今年最も良かったのは、カプセルトイ「1/1ヘラクレスオオカブト」だ。

この会社、リアル指向のカプセルトイをたくさん出しているのだが、それ故にクオリティは抜群。

全長175㎜という原寸大サイズ、素晴らしい造形、と文句なしの商品だ。

最も人気の亜種であるヘラクレス・ヘラクレスをフィギュアにしている点も素晴らしい。

カラーバリエーションも3種類。

コンプリートしてしまった。

実はこの商品、数年前から発売されており、今年で再販4回目らしいのだが、来年は再販する見込みがないとのこと。

奇跡的に見つけたら必ずGETしておこう。

ちなみに、1回¥500とお高め設定のカプセルトイだが、必ずヘラクレスオオカブトが出てくるため、ヘラクレスオオカブトフリークにしてみればどれも当たりのくじを引いてるようなもの。

もう一度言うが、奇跡的に見つけたら必ず回しておこう!

EX

さて、今年GETしたヘラクレスオオカブトのフィギュアはこんなところだったわけだが、ちょっと実家に帰った際、あまりの出来に持ち帰ってきてしまったフィギュアがある。

それがこれだ

甲虫王者ムシキング 甲虫図鑑DXのヘルクレスオオカブトである。

十数年前のものだが、状態よく保存されていた。

クオリティ的には☆4つあたりなのだが、驚くべきは当時の発売価格である。

なんと、¥300(税抜)だったのだ(当時の雑誌によると)。

もちろん、中身は選ぶことができたわけだから、今となっては驚きの価格設定だ。

というか、このクオリティ・価格で現代に現れようものなら、あっという間に他の食玩フィギュアを駆逐しかねない勢いだ。

やっぱりムシキングってすごかったんだなあ……。

おわりに

と、いうことで今年からこんな感じの企画を年一で更新しようと思います。

つまり、来年も私はたくさんのヘラクレスオオカブトを集めるというわけ。

どんなものに出会えるか、今から楽しみだ。

来年はせめて夏の終わりくらいには更新しようね……。

 

それでは、今回はこのへんで。

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