まさかの静岡・大井川鐵道への旅 ゆるキャン△コラボどうでしょう

こんばんは。いゆです。

昨年末、過酷な伊豆への旅を終えた直後のこと、私は新たなゆるキャン△コラボの情報を得ていた。

昨年も行われていた、大井川鐵道ゆるキャン△のコラボ情報。

しかし、私は記事にしていない。

どうせ今年も行けないだろうしなあ。それを記事にするのも寂しいしなあ。

そんな心持で、私は記事づくりを完全に放棄していた。

しかし、そう

ココロは止まっていられない

昨年行けなかったこのコラボ、行きたい気持ちが沸々と起こり、気づけば電車等の時刻表を何度も確認する始末。

それでも、果たして行けるのか、行って楽しめるのか。

そんな気持ちも沸き起こり、覚悟を決めたのは一週間前のことだった。

そして、2月2日ーーー

出発

デッデッデ デレレデッデー

私は、最寄駅の始発を待っていた。

そこから常磐線で東京へ。

そして、東京駅からは東海道新幹線静岡まで。

さあ、ここからは日帰りモデルコースとなることを期待して、時間を事細かに記載していこう。

※10月1日現在、ダイヤ改正により、以下の時間では周れなくなっています

日帰りでできるだけの場所を巡り、そして東京まで帰ってくるのだ。

東京駅7:03発 ひかり501号 岡山行

静岡8:02着 

そしてここが難所

静岡駅8:06発 東海道本線浜松行へ乗換

乗換の制限時間、わずか4分。筆者はギリギリ3分くらいで乗換できた。

ちなみに、これを逃すとこの後の計画は基本的に破綻する

金谷駅 大井川鐵道大井川本線

金谷駅8:37着

ここでいったん改札を出て、大井川鐵道の窓口へ

乗るべき列車が出るまで10分ほどある

この建物、ゆるキャン△の原作に登場しているぞ。

それにしても大井川ですよ。

ねえ

茨城県知事

・・・

・・・・・・

そうじゃねえよ。

そうだけどそうじゃねえんだよ。

おあとがよろしいようで。

で、ここからがゆるキャン△コラボ本番

窓口でゆるキャン△周遊きっぷください、と伝えて購入しよう。

¥4,900だが、特典盛りだくさんでお得感は強いぞ。

金谷駅8:48発 大井川本線 家山行き

めっちゃレトロな列車なんですけど。

これが大井川鐵道の醍醐味なのです。

ちなみに車内にはゆるキャン△の中吊りポスターが

さて、ここから約30分、景色とレトロな列車を楽しむ時間がある。

何かもう、沿線あちこちにお茶畑があった。

本当に静岡はお茶の国だ。

さて、本来ならばこの列車に乗って千頭駅まで行きたいところだが、昨年の台風の影響で家山~千頭駅間が断線

家山駅からは代行輸送バスに乗ることになる。

家山駅9:20着→代行輸送バス9:32発

乗換時間は余裕があるのでトイレなどを済ませよう。

ここから約45分、バスに揺られることになる。

鐵道より長いのか……。

千頭駅 大井川鐵道 井川線

千頭駅10:16着→井川線10:20発(※時刻表上)

ここ、難所かと思いきや、バスが到着したのは10:12と、4分余裕が生まれた。

というか、井川線への乗継も念頭に入れていると思うので、もし遅れが出たら、井川線も遅らせるんだろうな。

駅構内には等身大パネルが。

売店にはグッズがたくさん売られているが、それは戻ってきてからのお楽しみだ。

大井川鐵道 井川線

いわゆる秘境駅の多いローカル線。平均時速は20㎞/hくらいらしい。

とにかく景色がすごい。

とにかく山々に囲まれた景色と大井川の流れを堪能しよう。

そして、注目駅がアプトいちしろだ。

ここから次の長島ダム駅まで、日本で唯一のアプト式列車で運行している。

勾配を上がるため、後方に赤と白のツートンカラーの電気機関車を接続する。

その様子を、この駅では見ることができる。

それもまた、この井川線の魅力なのだ。

ゆるキャン△では、なでしこも見ていたぞ。

ちなみに、勾配は乗っているとそれほど急坂には感じないのだが、離れたところから見ると、かなりの勾配があるのが分かる。

そして次は長島ダム駅。

もし、ダム周辺の見学をしたいのなら、ここで下りても大丈夫。

駅を過ぎるとダム湖が見える。

てか、水めっちゃ青いな。

その後、奥大井湖上駅も通過。

ここで下車して展望スペースまで上がり、湖上駅を堪能できれば良いのだが、今回の行程ではそれが厳しい。

まあ、これに関しては後ほどリカバリーがあるぞ。

そして列車は接岨峡温泉駅へ。

筆者はここで下車して、少し周辺の景色をゆっくり眺めることに。

出来る限り列車旅を堪能したいなら、閑蔵駅まで行くことも可能だ。

尚、2月3日までは終点井川までは行かず、閑蔵駅で折り返しとなる(工事のため)。

接岨峡温泉駅11:30着→路線バス閑蔵線 接岨峡温泉11:54発

尚、駅からバス停までは歩いて5分ほどかかるぞ。

資料館がある。クワガタだ。

素晴らしい景色。

資料館裏手あたりだが、周辺が無音だった。

本当に何の音も聞こえない時間があった。

なかなか得難い経験だろう。

向こう岸に吊橋が見える。

しまりんと綾ちゃんが渡った吊橋だろう。

ところでこの、素晴らしい景色が楽しめる接岨峡温泉駅だが、旅館があるので1泊するのも良さそうだ。したい。

で、千頭駅への戻りは路線バスで。このバスも、周遊きっぷで乗ることができる。

このバス、奥大井湖上駅の入り口(という名の展望スペース)に停まるのだが、その時車内から、湖上駅を見ることができる

列車が到着する瞬間に合わせるのはできないが、湖上駅を見るだけならバスからでも十分だぞ。

千頭駅 再び 周辺散策

路線バス閑蔵線 千頭駅12:20着

ここから家山までの代行輸送バス発車まで約2時間

ここで周辺散策を楽しみたい。

駅前の風景もゆるキャン△で見たぞ!

千頭駅売店でショッピング。

ちょいちょい品切れはあるが、ブラインド系はけっこう在庫あったので、週末までもつだろう。

アクスタのなでりん、カーサイン系、ちくわのグッズ、シールの恵那あおいは完売していた。

戦利品は後ほど。

その後、昼食へ。

なでしこが食べた豚串は残念ながら、土日祝日限定だ。

まあ、メインはこっち。

長島ダムカレーだ。

なでしこも食べていたぞ!

¥1,320とちょっとお高めに感じるかもしれないが、ボリュームは十分だった。

その後も散策続行。

駅前の観光案内所でもゆるキャン△グッズが発売されている。

アクスタ2種セットを購入したぞ(各¥1,100)。2つ同時購入でおまけもついている(背景ボード的なやつ)。

そして、ここでふと見かけたのが、道の駅音戯の郷にもパネル展示があるということ。

千頭駅から歩いて2分ほどなので立ち寄ってみた。

パネルはこの建物ではなく、奥にあるもう一つの建物にある。

この二人の並びは完全に俺得です。

この建物、音に関するミュージアムも入っており(有料)、そこで暇つぶしもアリだろう。

また、建物の前の広場には音に関する遊び場がある。

この大きな蛇口、3色が設置されており、ひねると水のゴボゴボ音+何らかの音が流れるのだが、それぞれ異なるでもなく、順番が決まっているでもないらしい。

ちなみに聞くことができたのが、①小鳥のさえずり②列車が走りだす音③電話のベル④UFOみたいな音⑤トイレを流すみたいな音⑥オナラ

後半2つは割と酷いが、誰かと一緒ならゲラゲラ笑えるだろう。

他にも音があるのか、ぜひ試してほしい。

ここまでやって、まだ40分ほど余っている

なでしこも食べた川根茶ソフトを食べる。

このあたり、駅前にお店が集中しているので巡りやすい。

何かトーマスが停まっている。

ここも聖地。私にはしまりんの姿が見える

この写真に写っている木のベンチも同様。しまりんと綾ちゃんが見える

そんなこんなやっていると、いつの間にかバスの時間。

代行輸送バス 千頭駅14:27発→家山15:11着→大井川本線 家山駅15:21発

いよいよ旅も終盤だ

新金谷駅 門出駅 旅の終わり

新金谷駅15:49着

滞在可能時間は20分。

立ち寄るのは駅前のプラザロコだ。

ここでやるのは写真撮影とグッズの追加購入。

こっちの方が全体的に在庫が少なめだったと思う。

尚、ここでもゆるキャン△周遊きっぷを購入できる

そして2枚同時購入すると追加特典のシェラカップが貰える

しかしながら、この周遊きっぷは買ったその日が使用開始日になってしまうという欠点がある。2枚同時購入でもそのようだ。

よほど欲しいということでなければ、なかなか手は出せないだろう。ここが唯一残念な点だ。

まあ、私の行程だと、ここに立ち寄るのは終盤も終盤だから、ここで買うことは無いだろうけどね。

最初にここに立ち寄ろうとすると、その後の行程がやはり難しくなってしまう。

どちらを取るか、全てはあなた次第……。

また、新金谷駅にはSL転車台もある。

駅から200mほどのところなので、ここも見て回れるだろう。

さて、いよいよ次が最後の目的地。

新金谷駅16:10発→門出駅16:18着

ここでは駅前にあるショッピングを楽しめる施設「KADODE OOIGAWA」に立ち寄った。

駅直結の観光情報センターも兼ねた建物では、ゆるキャン△オリジナルグッズの販売もある。

購入したのはポストカードセットとアクスタだ。特にアクスタは欲しかったので、何としてもGETした次第。

ヘッドマークの展示もある。

尚、ここでの滞在時間は1時間近く。

カフェもあるので、名物の茶っぷりんなどを食べて休むのも良いだろう。

ちなみに、門出駅はお隣の合格駅と共に、縁起の良い名前の駅として有名。

SL前に絵馬がかけられているとは……。

そして、門出駅17:12発→金谷駅17:25着

後は金谷駅からJR線。もう時間のガイドは不要だろう。

その後私は静岡からこだまに乗り東京へ。神田で晩飯たべて、上野から常磐線へ。

家に着いたのは23時近く

約18時間30分にわたる旅は幕を下ろしたのだ。

戦利品

ここでは、コラボ対象のグッズを確認しよう。ほとんど千頭駅売店で購入した。

シールとアクスタ。アクスタコンプしたかったけど、まあ仕方ない。

 

クリアファイル2種

Tシャツ。これだけ新金谷駅のプラザロコで購入。

ブラインド系いっぱい。

まず缶バッジ。

2つ被ってしまったが、恵那ちゃん出たのでヨシ!

次はヘッドマークマグネット。

恵那リン多めで俺得!ヨシ!!

色紙は

5つ買ってまさかのコンプ!

上から5つを取ったら揃った。全てがそうとは限らないけど、参考までに。

続いて、周遊きっぷ購入特典の一つ、ポスター

はい、大勝利。全5種で選べないのにピンポイントで引くとか、いつもの引きじゃないな?

そして、グッズの購入特典。

ちなみに、¥1,500ごとにブロマイド1枚、¥5,000ごとに中吊りポスターへランクアップ、というシステム。

今回はブロマイド×3枚(周遊きっぷの特典含)と中吊りポスター×2枚だ。

ブロマイドはちくわ被り。なんと、全部“”やないか!

そして、中吊りポスター。ランダム8種類で絵柄が分からない状態で選ぶことができた

一番欲しかったやつ。大勝利

この二人の並びは俺得だって言ってんでしょう。大勝利

ん?

今回は引き弱ほとんど発揮してないな??むしろ神引きだな???

大満足でした。

おわりに

ゆるキャン△はアニメ第3期の制作が発表されており、どうやらなでしこ・リン・綾乃の3人でやった大井川キャンプは確定でアニメ化するらしい。まあ、流れ的にはそうなんだけど。

早くもアニメ第3期の空気を感じ取ってしまった気分。

ちなみに、今回筆者が廻ったコースだと、周遊きっぷ特典の一つ、川根温泉ホテルでの日帰り入浴券を使うことができない。一応、プラザロコを諦めれば、行けないことはないのだが。

大井川鐵道は列車の本数がとても少なく、1~2時間に1本程度と考えてほしい。

それでもって、プラザロコは17時、門出駅直結の案内所も18時には閉めてしまうので、そこを巡ろうとすると、どうしても入れることはできなかった。

ただ、日帰り入浴券は今年いっぱい使えるので、これはまた行くことになるフラグだろうか。

まあ、そのへんを踏まえても、今回の旅はずいぶんとうまくいった気がする。ほぼ全て予定通りに動くことができたのだから。

これに慢心せず、これからも一人旅を楽しんで行けたらと思います。

あと、計算してみたら今回の運賃、金谷駅から普通に乗ってたら¥5,270総額でかかることが分かったので、周遊きっぷはかなりお得です。

あ、大井川鐵道とゆるキャン△のコラボは2月5日までなので、行く人はお早めに!

まあ、期間が終わってもグッズの販売は続くんじゃないかと思いますが。

 

それでは、長くなりましたがこのへんで

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