こんばんは。いゆです。
旅に出てきました。
行き先は伊豆。ゆるキャン△の聖地にもなっているところもありますが、今回は何と、聖地巡礼抜きの旅。
どんな旅になったのでしょうか。
プロローグ
旅の計画を立て始めたのは3月のこと。
仕事があまりに辛いので現実逃避として、ある条件の宿を眺めていたところ、伊豆に驚くほど安い宿を発見。
ただ、この時点では、いつの間にか登場していた大洗ホテルの一人用プランでの宿泊にするか、もう一つの壮大な旅の計画を実行に移すかで迷っていた。
しかし、4月の休みが決まった頃には大洗ホテルの一人用プランは残数無し、もう一つのプランももう少し練りたい、ということで伊豆に決まった次第。
伊豆熱川へ
今回の目的地は東伊豆にある伊豆熱川というところ。
ちなみに、一昨年の12月に泊まったのは西伊豆地方。
東伊豆も伊東辺りとか、ゆるキャン△の聖地はあるのだが、伊豆熱川辺りはすっぽり抜けている感じ。
で、伊豆熱川への移動手段だが、踊り子号を利用。
周りの席には外国人観光客だらけだったが、一つ前の伊豆高原でみんな下りていった。
さていよいよ、伊豆熱川駅に到着である。
駅周辺と昼飯
駅前の周辺には湯気がもうもうと立ちこめる場所が何箇所かある。
こういうのを見るのは実は初めて。
温泉地に来たんだな〜という気持ちになる。
駅前には足湯があり、こちらは後述の散策後、ホテルの送迎を待つ間に利用した。
で、昼食だが、駅の周辺にはあまり食堂はなく、2軒のみ。
おまけに目星をつけていたお店は休みだったので、もう一軒の方へ。
こちらは海鮮系がメインのようで、マグロとカンパチの盛り合わせ定食(¥1,700)にした。
美味かったが、話のタネとしては、わさび丼のが良かったかも、と今さら思っている。
バナナワニ園
さて、14時30分ないし15時の送迎を待つにあたって考えなければなのが暇つぶし。
なにせ食事を終えた時点で13時前だ。
そこで目星をつけていたのが、駅から徒歩1分という好立地にある熱川バナナワニ園だ。
入園料は¥2,000と強気だが、その実力はいかに。
本園・ワニ園
入園は本園から。こちらはいきなりワニの洗礼を受けることができる。
もはやどれがどの種類のワニか覚えていないが、大きなサイズのが多く、その迫力に驚かされた。
かわいいサイズ感のもいるけど。
確かこの、マレーガビアルという種類がたくさんいたと記憶している。
基本的にほぼ動かずにいるが、まあ、こんなのに襲われたらひとたまりもないよな、と思う。
また、ワニ園にはマチカネワニという、かつて日本に生息していた巨大ワニの骨格標本もあった。
さらに、道路を挟んで植物が中心のコーナーもある。
上の方は階段を使っての移動になるので注意だ。
蓮の花とか、オオオニバスとか、オオサンショウウオとかが見られたぞ。
オオオニバスはもっと大きいのだったらテンション上がったけど。
大きなシダやマナティーもいたぞ。
分園
この施設には分園がある。
ただ、そこそこ距離がある上に勾配もある。
そこで使えるのが、本園と分園を結ぶマイクロバス。
本数もたくさん出ている(というか、乗ってくる人がいれば発進している感じ)。
さて、ここにもワニの放流池やフラミンゴ、レッサーパンダ、カメなど色々な動物がいるが、個人的には植物の温室にテンションが上がった。
メインと言っていいのが、そう、バナナである。
温室一つがまるまるバナナだ。
本当にこんな風にバナナが実っているのを初めて見た。
まだほとんど青いが、これから熟していくと収穫され、園内にある、フルーツパーラーというカフェで使用されるらしい。
また、バナナについての解説パネルもあり、木のように見えるけど、草と言ったほうが正しいことや、1年半ほどでこれほど大きくなり収穫できることなど、なかなか興味深い展示だった。
他の温室にもいろいろな植物があったが、その中で一番印象的なのはこれ。
へぇ~となった。
そして、分園は出口の直前にこんな展望スペースもあり、周り疲れたところで一服できた。
本園に戻ったあとはバナナソフトを食べ、バナナワニ園を後にした。
旅の宿 熱川ハイツ
さて、送迎バスを使い、今回の宿に向かう。
宿の名前は、熱川ハイツという。
伊東園ホテルというグループの宿で、熱川にはもう一つ、熱川ホテル伊東園という似た名前のホテルがあるので、間違えないように(送迎バスは共通なので尚更)。
ホテルはかなり山を上ったところにある。
それ故、部屋からの眺望はとても良い。
チェックインの時に精算し、今回は約¥15,000のプラン(ポイント使ったので払ったのは¥13,000くらい)。
一泊二食付(どちらもバイキング)でこの値段で、これだけ見るとさほどコスパが良いわけではなさそうだが、秘密は部屋にある。
最高コスパの宿
今回泊まった部屋、なんと、客室露天風呂付なのである。
いやはや、本当に驚いた。
客室露天風呂付で、おまけに一人で泊まって普通に¥20,000を切る宿なんて初めてだし、他に見たことが無い。
おまけに、眺望もちゃんとある。
まあ、木の葉のおかげですごく良くはないのだが、それでも幾分かは海が見えるし、夜には山の下の方の町灯りも見える。
火照りを冷ますために縁に腰掛ければ島を見ることだってできる。
今まで泊まった客室露天風呂は、しっかり囲いがされていて、湯船につかると全く眺望が無いか、そもそも眺望が無いようなところだったが、ここは違うのだ。
あと、地味に良いのが11時チェックアウトという点。
去り際の入浴も気持ちゆっくりできる。
というかここ、冬に泊まれば木々の葉も落ちてるだろうし、空気も澄んでさらに良い眺望が期待できるのではなかろうか。
今回はちょっと曇り気味だったので、景色がちょっと烟っている。
それでも、大島っぽい島とかは見えたし、そういう景色も初めてだったので、とにかくテンションは上がる宿だった。
食事
先述のように、ここはバイキング形式になるのだが、追加料金で別注料理を注文できる。
今回の宿代もそれ込みである。
選んだのはキンメの煮付け。
¥1,320だが、そもそもが安い宿なのでものすごい期待をしていたわけでは無かったが、思ってたよりデカイのが来た。
そしてちゃんと美味しい。
また、ここはアルコール類も飲み放題。
私はビール1杯だけにしたが、けっこう種類があったので、酒好きにもありがたいだろう。
バイキングの料理は、普通に美味しい、というレベル。
あの宿泊料金から考えれば、十分だろう。
この宿、注意があるとすれば、大浴場が遠いことと、客室露天風呂付の部屋には内風呂がある部屋と無い部屋があること(今回の部屋には無かった)かな。
とにかくコスパ良く客室露天風呂を楽しめる、また行きたい宿であった。
思いがけずの電車旅
2日目はチェックアウト後駅に戻り、伊豆急行線を乗り継いで熱海へ、という行程。
普通に移動するだけと思っていたが、思いがけない楽しみに恵まれた。
伊豆高原駅での乗り換えの際、乗り換えた先が普通の電車ではなかったのだ。
黒船電車というようで、これでも普通電車。
しかし、海側のシートが窓に向いていたり、先頭と最後尾には展望席なるものが設置されており、とても良い景色を楽しみながら移動できた。
特に、私は最後尾の展望席に座ったのだが、だんだん遠くなっていく景色を見るのが面白かった。
最後尾だったためか、あまり他のお客さんが乗っておらず、その点も良かった。
先頭の展望席や、休日なんかは混むかもしれないけど。
しばしの電車旅を楽しんだあとは熱海で昼食と足湯を少し楽しみ、これにて今回の伊豆旅は終了した。
おまけ
東京に戻ってからは、TSUTAYAとごちうさのコラボグッズを東京駅で購入。
こんな感じ。
特典のポストカードでリゼさんが出て良かった。
また、有楽町マルイで始まっているゆるキャン△ショップイベントにも行った。
戦利品はこんな感じ。
チェスクッキーの特典シールしまりんでヨシ!
アクスタの売り切れがあり、綾ちゃんが売り切れてたのが残念。
しまりん残ってるのは意外だった。
そして秋葉原のアニメイトでごちうさのグラッテコラボのクッキーを購入してフィニッシュ。
有償特典はこんな感じ。
ちょっと東京に戻ってからは行くところを詰め込んだので、思ったよりも疲れてしまった。
まあ、楽しかったからヨシ!
おわりに
今回、アニメのイベントや聖地巡礼でもない、茨城どうでしょうでもない旅を初めて決行した。
伊豆では宿が目的地だったこともあり、行程を詰め込むこともなく、わりとゆるく過ごせた気がする。
まあ、またこの宿に泊まるなら、日中の行程は考えなければ、と思う。
と、いうわけで、露天風呂付き客室への宿泊としては最高コスパな熱川ハイツ、オススメの宿に加えておきたいと思います。
それでは、また。