こんばんは。いゆです。
早速ですが、みなさんはきんいろモザイクをご存知でしょうか。
きんいろモザイクとは
原悠衣・原作のコミック作品であり、アニメ化もされています。
金髪少女と外国が大好きな忍(右下)の通う高校に、イギリスからの留学生アリス(左下)がやって来るところから物語は始まります。
そこに、以前からの親友である陽子(右上)、綾(上段真ん中)、そしてアリスを追ってイギリスからやってきたカレン(左上)も加わり、紡がれていく日英ミクスドハートフルコメディの決定版です。
ちなみに、アリスは忍が中学生の時にホームステイした家の女の子で、忍に会いたい一心で日本語を勉強し、留学してきた、という、この時点で既にだいぶエモエモな話です。
アニメは2期まで制作されており、
劇場版「Pretty Days」
そして、今作の劇場第2弾「Thank you!!」とつながります。
ちなみに、原作はアフターストーリー含めて完結しており、今回の映画も、卒業までを描くため、最後のアニメ作品と思われます。
当初の感想
そんな、きんいろモザイクに対して私が抱いていた感想は、面白い作品だな、くらいのものでした。
原作は掲載誌「きららMAX」で毎号読んでいましたし、アニメも一通り観ていたのですが、面白い、以上の感想がどうにも湧いてこなかったのです。
そのため、持っていた関連商品と言えば原作コミックくらい。
全巻揃えていますが、この作品の私の中の評価は中途半端なところで止まっていました。
アニメも1回観たきりでリピートすることも無く、気づけば原作も完結し、劇場版が公開される、という情報にも、じゃあ1回くらい観ておくか、くらいの感じ。
そんな私がいつの間にか……
沼にはまっていた
気付けばグッズを買いこみ、映画も複数回観に行くまでになっていました。
何が起こったのか。
それは、劇場版に向けてこれまでのアニメ作品を全部見返しておこう、と思ったのがきっかけでした。
1期の第1話を観返した時から思っていました。
え?何、この神アニメ
配信サイトで毎週少しずつ観ていくのが、楽しみになっていました。
どうして1回観た時は普通だったアニメがこんなにも輝いて見えたのか。
きっとそれは、今が、きんいろモザイクという作品に出会うべきタイミングだったからなのだと思います。
いろいろなことで疲弊していく私の心は、知らず知らずのうちにこの作品を求めていたのでしょう。
そんなわけで、気づけば前売り券も複数枚購入しており、第2弾のアクリルフィギュアに至ってはコンプする始末。
そして、先週の金曜日からとうとう劇場版の公開が始まりました。
きんいろモザイク Thank you!!
本当なら8月20日の公開初日に観に行きたかったのですが、仕事の都合で叶わず。
翌日に観に行きました。近所で公開してくれているのは助かりました。
ちょうどいい上映時間がどうにも見つからず、9時35分という、ちょっと早い時間の上映回に。
初めて観た感想は、良い映画だった!です。
ただ、なんというか、ものすごく泣いた、みたいなことがなかったのはちょっと自分でも意外でした(少し泣きましたが)。
またしても初見は中途半端な評価に……と思っていたのですが、ここからが真骨頂。
この回の上映終了(11時5分)の10分後から始まる舞台挨拶中継付上映で早くも2回目を観たのです。
実は、時間的には舞台挨拶中継付上映の方が時間もちょうどよかったのですが、前売り券使用不可の興行だったため、当初は見送る予定でした。
しかし、1回目を見終えた直後から、舞台挨拶も観たいし、なんならもう1回映画も観たい、という衝動に駆られ、気づけばチケットを購入していました。
オリジナルコンボセットまで買ってしまう始末。
舞台挨拶も合わせて、とても楽しい時間を過ごしました。
そして、また観たい、という気持ちをずっと抱えながら今日を迎え、今日も1日2回観てしまいました。
それでもまだ観たい。
前売り券は8枚買いましたが、もっと買っても良かったかもしれない。
こんなに同じ映画をリピートしたいと思うのは、ご注文はうさぎですか??~Dear my sister~以来です。
何回も観ることができるのは、作品自体の面白さ、そして、優しさにあるのだと思います。
2回目を観て気付いたのですが、この映画は驚くほどストレスフリーで観られるのです。
上に書いたようにものすごく泣いてしまうようなシーンは(個人的に)なかったのですが、それがかえって感情を揺さぶり過ぎず、ちょうどいい塩梅なのではないか、と思います。
ただ、回数を重ねるたびに、特にラストシーンで込みあげてくるものが大きくなってきているのは感じているので、もう何回か観たら号泣しているかもしれない。
あと、円盤出たら絶対買うわ。
きんいろモザイクに出会って
私がきんいろモザイクに本当の意味で出会うことができたのは、原作も完結してしまって、劇場版の公開が決まっていた、ほんの数か月前。
今が出会うタイミングだった、とは書きましたが、やっぱりもう少し早く出会いたかった、という気持ちもあります。
それでも、忍やアリスたちの、きんいろに輝く高校生活の卒業を見届けることができて、本当に良かったと思っています。
これで、アニメや原作で紡がれる物語は終わりかもしれませんが、彼女たちのきんいろの日々は、私たちの中で永遠に紡がれ続けて行くことでしょう。
フォーエバー、きんいろモザイク フォーエバー、金髪
あ、そういえば第1週目の入場特典ですが、
8月20日分
本日分
と、見事な引きを発揮しました(まあ、綾ちゃんは推しなので良かったです)。
おわり