ムシキング!いゆだ!
ネタが無いので、今日は“もしも”の話をしたいと思う。
もしも、ムシキングが20周年を記念して復活するなら……。
ムシキング20周年
知ってる人は知っているだろうが、今年(2023年)は甲虫王者ムシキング稼働から20周年のアニバーサリーイヤー。
様々な企画が用意されているとか。
既にマルイでのショップイベントや、新商品の発売など、告知・実施されていることもあるが、どうしても期待したくなってしまうのが、筐体で再びムシキングを遊べる、完全復活だ。
もちろん、今のところそんなニュースは入ってきていないわけだから、過度な期待は禁物。がっかりするだけだ。
しかしながら、筆者はよくムシキングが復活したら……という妄想をしているので、何となく復活した場合の理想みたいなものを持ってしまっている。
これもあまり良くないことだが、今日は話のタネにしてみようと思う。
望むこと:カードについて
ムシキングで一番大事なのは何かと聞かれれば、私は第一にカードと答える。
何しろ初期のキャッチコピーは「カードのムシでバトルができる」だったんだから。
で、カードの問題で付いてくるのが、過去のカードを使えるようにするか、という点。
新ムシキングではそれができなかったことで一定の不満を感じた人が少なからずいたようだが、筆者はというと……。
使えても使えなくてもどっちでもいい
というスタンスだ。
使えるなら喜んで使うと思うけど、一からカードを集めて強くなっていく、という楽しみ方ができるわけだし、実際、そこに私は楽しさを感じられた(新ムシキングの時)。
というか、当然ながら新しいユーザーも取り込まなければならない状況で、稼働当初から戦力差がついてる、という状況が健全とは思えないし。
じゃあ、望むことは無いのかというとそんなことはない。
一番の望みは、かつてのように、メーカー出荷時点で印刷されたカードが排出されて欲しいということ。
何のこっちゃ?と思う人もいるだろうが、新ムシキングでは、なんと筐体にカードを印刷する機械が入っていて、虫捕りで捕まえたムシが印刷されて出てくる、という仕様だったのだ。
SEGAはこのシステムを良く活用しているのだが、ムシキングの場合はそれに合わせて“キラカード”システムを導入したのがまずかったと思っている。
カードの台紙にはたまに、キラカード専用の台紙がセットされており(体感で10枚前後に1枚くらい)、幸運にもそれに当たれば、印刷されるカードはキラ仕様になる、というもの。
が、当たらなければ普通のノーマルカードみたいな仕様になってしまう。
つまり、せっかくヘルクレスオオカブトを引き当てたのに、キラキラしていない、という状況も起こったわけである。
さすがにシステムとして興ざめなので、カードプリントシステムではなく、普通に出来上がっているカードが“ゲーム開始前に”排出されて欲しい。(新ムシキングではゲームが終わった後に虫捕り→カード印刷だった)
どうしてもキラキラ具合も弱くなっちゃうしね……。
望むこと:システムについて
ムシキングと言えば、ムシカードにわざカードをカスタマイズして戦う、というのが基本システム。
それ故に、アダー完結篇のムシカードに他のムシカードをカスタマイズするシステムや、新ムシキングの、ムシカードにおたすけムシカードをカスタマイズする、というシステムはなかなか衝撃だった。
古参にしてみれば、かつてのシステムが良いだろうが、これに関しても筆者は特に求めることは無い。
敢えて言うならば、ムシカードに何らかのカードをカスタマイズする、と、じゃんけんで勝負を決める、という2つさえ残っていれば、割とどんなシステムでも受け入れられる気がする。
あとは、メモリーカードかなんかにゲームのデータを記録できるといいかもね。
これは新ムシキングでもそうだし、バトラーズターミナルやポポの冒険篇でやってるから難しくないと思うんだ。
望むこと:ストーリー
個人的には新しいストーリーよりも、かつてのストーリーを追体験できると嬉しい。
ムシキングのストーリーは外来種問題や環境破壊の問題などに切り込んだ、今でも十分に通用するストーリーだったので、これはぜひもう一度見たいところ。
その上で、新しいストーリー展開をする、とかでいいんじゃないかな。
おわりに
結局、私が望むことはカードに関する問題が一番みたいだ。
カードはゲームが稼働終了しても手元に残る、一種の財産と思っている。
だからこそ、そこは大切に、気合入れて作ってほしいのだ。
まあ、もし本当に復活するようなことがあれば、どんな形であれプレイする所存。
ムシキングの神様に、これでもかとお祈りしたいところである。
それでは、ムシキング!