前回の記事→聖地巡礼編Part1
こんばんは。いゆです。
前回に引き続き、ゆるキャン△聖地巡礼編Part2をお届けします。
1日目は割とゆるく回れたが2日目は……?
聖地巡礼の朝は早い
6時起床。人間が朝の6時に起きられるか!と心の中で叫びつつ、起床します。
なんでこんな時間に起きるかというと、朝風呂がしたいから。
下部ホテルは夜と朝とで入れるお風呂が違うので、どちらも入るためには朝風呂するしかないのです。
その後、7時過ぎに朝食、8時15分にはチェックアウト。もっとゆっくりしたい気持ちもありましたが、今回は聖地巡礼の目的を果たすために宿を後にします。
8時30分下部温泉駅発の身延線に乗り、一駅。
波高島に到着します。
セルバ身延店※追記有2021年9月24日
波高島駅は、犬山あおいと大垣千明の最寄駅。アニメ第8話でちょこっと言及されました。
そしてここからバスに乗って、セルバ身延店というスーパーに向かいます。
バスは8時51分波高島発の身延町営バス(IC利用可)。どこまで行っても¥200で乗れます。
バスが来てみてビックリ!
なんと、ラッピングバスだったのです(写真は下車後撮影)。
車内にもちょっとした飾り付けあります。
ラッピングバスのことは知っていたのですが、完全に頭から抜けていたので、朝からラッキー気分です。
揺られること約6分、飯富ふれあいセンターで下車して、徒歩すぐ。セルバ身延店に到着です。
この外観、見覚えがあるでしょう。
ここは、犬山あおいのバイト先であるゼブラのモデル地です。
近くには千明のバイト先も……
ありました。
本来ならこの建物は酒屋さんではないのですが、コラボの一環として外観を再現しています。
※2021/9/24追記
この建物、新しいテナントが入るそうで、2021年9月27日ごろから文字も撤去され、見られなくなってしまうそうです。残念。
さて、セルバ身延店に入店(左側の入り口から)すると、早速ゆるキャン△グッズコーナーがあります。
一画に設けられたスペースには、様々なグッズが並んでいます。
このお店限定の商品が特にあるわけではないのですが、他のお店ではあまり見かけない版権グッズも多数見られました。
近くにはあおいのパネルもあります。
今回の聖地巡礼で見かけたパネルは1日目栄昇堂での恵那ちゃんと、ここのあおいの2枚でした。他のパネルはどこにあるんだろう……。
ここで買ったグッズはこんな感じ。
原作イラストのクリアファイルセットをたくさん販売しており、5種類ほど買いました。
奥にある、焚き火講座のトートバッグは、今回行けなかった別のお店でしか売っていないとばかり思っていたので、見つけて即買いました。
あと、普通にお茶とメンチカツも買って、合わせたら¥8,000超えました。お金を使うことにためらいがなくなっています。
あと、外の自販機がゼブラ仕様になっているので、立ち寄った時は見てみてください。
買い物を終え、イートインスペースで時間を潰し、10時30分飯富ふれあいセンター発の古関循環バスを待ちます。
で、バスが来たのですがこれまたビックリ。
バンと言えばいいのでしょうか。たくさん乗れる車。
ぜんぜんバスの見た目ではない車で驚きました。
当然、ICカードは使えないので、現金で支払います。
乗車時に運転手さんに行先を伝えて、そこで降ろしてもらうわけです。
次の目的地は甲斐常葉駅です。
本栖高校
甲斐常葉駅は、なでしこたちが通う高校の最寄駅です(無人駅)。
駅舎の壁には早速こんなものが。
本栖高校まで750mとのこと。
振り返ってこの橋を渡っていきます。
それにしても初めての土地、迷ってしまわないか心配……ご無用。
ところどころに案内が出ているのです。
これは橋の手前のお店の窓に貼ってあるものですが、こういうのがあちこちに貼ってあります。
その通りに歩いていけばいいので、迷うことはないでしょう。
ほぼ唯一といっていい分岐点にもあるので安心です。ちなみにこのタイプの案内は、丁字路付近に4枚あり、なでしこ、しまりん、あおい、千明が見られます。
あれ?私の推し(恵那)は……?となりましたが大丈夫、少し先にありました。
常幸院の看板の上にありました。
ちなみにここは、聖地巡礼に来た人の為に駐車場を開放しているお寺でもあります。
ラッキードリンクショップまであります。
ここから先、坂道が辛くなってくるので、ここで一息入れてもよし、帰りがけに立ち寄ってみるもよし、です。
それにしても坂道がキツイ。
それでも、ゆるキャン△で観た通学路だと分かるところに来るとテンションは上がります。
なでしこはここを駆け上がっていくわけですが、それにしても上がり過ぎです。
来てみて思ったのですが、この坂道を毎日上がって登校している本栖高校の生徒たちは鉄人か何かなのかと思います。
坂道を上がりきり、ついに本栖高校(旧下部中学校跡)に到着です。
ほんと、バンザイですよ。
ここには交流ノートも置いてあります。
私も一筆したためておきました。
校舎自体は本栖高校のモデルというわけでもなく、中に入ることもできませんが、中ではゆるキャン△ガール5人がそろい踏みです。
そんなわけで坂道を下り、駅に戻るのですが、途中の郵便局がちょっと気になりました。
切手セット騒動
こういうフレーム切手セットって、通販があるとはいえ、ご当地の郵便局でないと買えないのです。
そう考えると、いいお土産になるな、と思って郵便局に入ってみました。
中に入ると、ちょこちょこゆるキャン△グッズが置いてあったり、壁にもゆるキャン△グッズが飾られてたり。
早速、切手シートを買いたい旨を局員さんに告げると、ちょっとざわついている……?
局員さん「予約されましたか?」
私「(予約しないといけないのか?)いえ、してないです」
局員さん「先ほどお電話された方ですか?」
私「(ん?)いえ、してないです」
ここでさらにざわついた挙句、局長さんらしき人登場。
どうも話によると、少し前に、この切手シートの在庫を確認する電話があったらしい。
ただ、名前を告げるでもなく、連絡先も教えてもらえず、だったらしい。
その上、切手シートの在庫は残り1セット。そりゃ、ざわつくわ。
で、局長さん(らしき人)判断。
「お売りします!」
たぶん、本当に買いに来るか分からない、名前も知らない人を待つよりも、今求めている私に、という判断だったのでしょう。
そんなこんなで、この郵便局での最後の1セットを手に入れた次第です。
しまりんのマフラーの色をした何かは、この局オリジナルで手作りだそう。
こんなこともあるんですね。
始まりの地へ
12時10分甲斐常葉駅発の電車に乗り、下部温泉駅に戻ります。
本当なら、下部ホテルに併設されている中華レストラン松林で、蕎麦鵜丼を食べる予定だったのですが、ちょっと前に提供終了したとのこと。
残念。担担麺を食べました。
もう一度足湯に立ち寄り、13時30分下部温泉駅発の富士急路線バスを待ちます(※このバスは2021年4月5日をもって廃線となっています)。
しかし、このバス、本当に走っているのか不安でした。なぜなら乗換案内に引っかからないから。
HPやバス停の時刻表の更新が間に合ってないのでは……?と不安に駆られましたが、バスは無事に走っていました。
バスは私一人を乗せて走っていきます。
途中、乗車してくる人はいましたが、山に入る前に下車していきました。
バスは山道を走ります。
きつめのカーブもあります。
思いました。
ここをチャリで上がってくるとか、なでしこもしまりんも体力お化けなんじゃないか……?
40分ほどバスに揺られたでしょうか。
始まりの地に到着しました。
浩庵キャンプ場
ここが、最後の目的地です。
本栖湖すぐ近くにある浩庵キャンプ場。
そして、しまりんが初めてなでしこと出会った……
トイレです。
このベンチでなでしこが寝ていたのです。
まさかトイレを撮影して喜ぶ日が来るとは思いませんでした。
ちなみにここ、管理費として、トイレ一回利用につき、¥50以上入れてください、というお願い書きとともに料金箱が設置してあります。
帰りがけにも使うので、¥100入れておきました。
天気が良ければこんなに綺麗な富士山が見えます。
で、今回は……
曇っててなんも見えねー
第1話でしまりんが最初に見たときは、もう少し見えていましたが、全く見えませんでした。
で、肝心の浩庵キャンプ場です。
ほとんどアニメで観たままの建物です。
ここからキャンプ場に降りるのですが、たぶんデイキャンプ扱いかな?と考えながら受付へ。
すると、
ごく短時間、見て回るだけなら料金はかからない
とのこと。もし、下で飲食等するなら話は別ですが、今回はキャンプ場に降りてみるだけだったので無料で入れました。(※短時間の見学だけでも受付に声はかけましょう)
この入り口もアニメで観たままです。
ここからキャンプ場へは下り坂です。しまりんも自転車で滑走していました。
そして、キャンプ場へ降り立ったのです。
うん、やっぱり富士山は見えないね。
今回はここで、しまりんとなでしこの出会いに想いを馳せるにとどまりました。
それでも、この始まりの地へ足を踏み入れることができたのは感慨深いです。
それにしても、キャンパーが多いです。
まあ、ハイシーズンですからね。
もうちょっと静かなら、もっとじっくり想いを馳せることができたかな、と思います。
ちなみに、振り返ると山です。
本当に山の中に来たんだな、と思います。
見学後、浩庵の建物に戻るのですが、坂道がキツイです。
こうやって見るとそうは見えませんが、そもそもけっこう距離があります。
上がりきる頃には、息も絶え絶えになっていました。
ちなみに、ゆるキャン△では、しまりんはわざわざトイレに上がっていきましたが、実際はサイトの近くにトイレはありますので、利用する際はご安心を。
最後に浩庵荘にて買い物をしていきました。
身延町限定の切手シート、南部茶のセット、そして浩庵限定のTシャツです。
ちなみに店内には、けっこうグッズがディスプレイされていましたが、時間に余裕がなく、あまり写真は撮りませんでした。
中途半端にしまりんののぼりだけ撮影しました。
こうして、聖地を巡る旅は終わったのですが、最後の関門が待ち受けています。
帰路へ
まず、帰りのバスに乗るために、浩庵キャンプ場から徒歩40分ほどの、本栖湖バス停まで歩かなければなりません。
だから私は浩庵キャンプ場を一日目にしたかったのです。そうすれば、疲れた体を温泉で癒せるので。
まあ、仕方ないので歩き始めます。
途中、本栖湖をいろいろな角度から見られるのは面白かったです。
それにしても、全く知らない土地を歩いていて怖いのは、本当に目的地に向かっているのか分かりづらいことです。
正しい道を歩いているはずなのですが、本当に合っているのか、時間は間に合うのか、不安に駆られながら歩いていきます。
ですから、無事に本栖湖バス停に到着した時は本当に安心しました。
本当に40分歩きました。足にマメができました。痛いです。
本栖湖バス停近くのお土産屋さんの人も、バスを停める際に親切にしてくださいました。また来るときは、このお土産屋さんを利用しよう……。
15時53分本栖湖発の富士急バスに乗り、河口湖駅へ。
河口湖駅近くでちょこっとお土産を買い、河口湖駅からは高速バスで新宿へ。特急に乗れば良かったと、少し後悔しています。
新宿からは山手線、常磐線と乗り継ぎ、22時20分ごろ、無事に帰宅しました。
ゆるキャン△聖地巡礼反省と今後
今回、自分でも驚くほど計画通りに旅を進めることが出来ました。
そのため、回る予定だったのに回れなかった、ということは全くなく、そういう意味での反省はありませんでした。天気が大きく崩れることもほとんど無かったのも良かったです。
敢えて言うなら、もう少しイベント的なところを調べていっても良かったかもしれません。
身延どんぶり街道とコラボした、コースターGETキャンペーンに参加するチャンスはあったかもしれません。
そのあたりは、次に行くときの課題です。
また、今回行くことができなかった聖地もあります。
なでしこの最寄駅である内船駅付近や、野クル初キャンプで行った笛吹川フルーツ公園や、ほったらかし温泉など。
次に行くときは、そういった場所を組み込みたいです。
ちなみに今回、宿代、交通費、食費、お土産代全て含めて、全部で¥80,000ほど使いました。
今回はお土産たくさん買いましたから……ね?
そして最後に……
やっぱり長距離移動は電車がいいです。
高速バスは安いですが、やっぱり狭くてちょっと疲れます。
そんな反省を胸に、次はいつ行けるのでしょうか。
休みと金ができた時に……。
それでは