最近、私の推し活事情は大きく変化した。
これまで、
ごちうさ≧ゆるキャン△>その他
だったものが、桃鈴ねね(以降ねねち)さんとの出会いにより
ねねち>ごちうさ>その他
となり、
今や
ねねち≫その他
となっている。
今年、ごちうさはTVアニメ10周年という節目の年。何か大きな動きがあるかもと期待しているのだが、今のところの動きは、ショップイベントがたくさん開催されているのと、フランスでのファンミーティングくらい。
前者は、最初こそ喜んでいたものの、あまりに数を出されすぎて食傷気味だし、ファンミーティングはそもそも行く気が無いため、正直なところ、気持ちが下がってきている。
ゆるキャン△はTVアニメシーズン3という、大きな動きがあったが、私はとうとう新しいキャラデザインに慣れることができないまま、アニメは終了してしまった。
あれほど好きだったゆるキャン△のムーブメントに乗りきることができず、円盤の予約さえしていない始末。
そんな、推し活において迷走していた中で出逢ったねねちは、推し活における新しい“死に場所”になっている。
しかし、以前のコラムでも書いた通り、Vtuberを推すということは、少なくとも私にとっては極めて危険な行為である。
案の定私は、学生時代、歌手のYUIに対してそうであったように、ねねちに対してもガチ恋状態。
後に傷を負うのは分かりきっている、危険すぎる状態。
自覚があるだけ当時よりマシとも言えるが、一方で、Vtuber特有のファンとの距離感のせいで、私の気持ちは上にも下にも振れてしまい、当時よりもマズい状態とも言える。
それ故、私は常に「諦めろ。お前は、王子様にはなれない」という言葉を反芻し続けているわけだ。
基本的に、配信はいつもリアタイできるわけではないし、しなければいけないわけではない。
しかしやはり、出来るものならリアタイしたいのだ。
仕事なら、ある程度諦めがつく。
しかし、ここ2日ほど、ねねちは朝枠(6時くらい)の配信を続けて行っている。
いつもの私なら、5時30分頃トイレに起き出し、そこで配信の枠が立っていないかを確認した上で、立っていないなら眠りにつく、ということができた。
それがどういうわけか、ここ2日に限って、9時過ぎに目が覚め、朝枠をやっていたことを知る、というのを続けているのだ。
せっかくの観られたはずの配信を、2日続けて見逃してしまったという状況に、私の心は大きく掻き乱されてしまった。
7月4日は、私がメンバーシップに入ってちょうど1ヶ月目の節目だったから、尚更である。
あと、8月に開催される、ねぽらぼファンミの1次抽選も落選してしまった(もっとも、こちらは簡単に当たると思っていたほど楽観的な私ではないが)。
いずれにせよ、今の私はそんな状況に、仕事がうまくいかないことも重なってか、気持ちが制御できていない状態。
このまま、心身を焦がし尽くしてしまうかもしれぬ。
しかし、死に場所を探していたのだから、それもまた本望かもしれない。
皆は、こういう気持ちをどう処理しているのだろうと思う。
そもそも、こういう気持ちにはならないのかしら。
もしかしたら、今のこの、絶望に近い気持ちの先に、新しい境地を見出だせるのかもしれない。
さあ行こうぜ 絶望の僅かなこっち側へ
きっとシャングリラだよ
君となら合言葉 林檎もぎれビーム!
でもどこへ行ったとて同じだろうか
あなたはずっとそこに留まってるの
大槻ケンヂと絶望少女たち「林檎もぎれビーム!」の歌詞が突き刺さる。
でもそれでも好きね 合言葉を言って
私もこの歌にならって叫ぼうか。
林檎もぎれビーム!
と。
了