こんばんは。いゆです。
ちょっとモチべが上がらず、記事を書くのを後回しにしていましたが、ちょっと前に行ってきた水戸市森林公園を紹介したいと思います。
ただし、公園と油断するなかれ。かなりのフィジカルを求められる場所だった。
アクセス
だいたい、そもそもアクセスがあまり良くない。
駅からはかなり離れたところにあり、ぶっちゃけ、車が無ければ行くのは難しい。
車があったとしても、途中、ほぼ山道である。
今回行くことができたのも、友人が教採のついでに私に会いに来たからである。
尚、入り口と出口は1本ずつ一方通行の道があるので注意。
ちなみに、 森林公園のHPには赤塚駅からバスが出ていることが記されているが、本数は往路が1日5本(内、2本は夜中)、復路が1日4本と、かなり少ない。※土日はどちらも3本ずつになる。
おまけに、バス停は公園の中心から1㎞ほど離れたところにある上に、おそらく坂道を上るハメになる。
公共交通機関経由で行ってみたいなら、レンタカーをおススメしたい。
交流センター
そんなアクセスが不便なところにあるからこそ、森林公園に来れば、たっぷりの自然に触れ合うことができる。
交流センターの外観からしてこうである。
中では魚が何種類か飼育されている。
また、交流センターではそば打ちなどの体験もできる(要予約)。
ヤギ、襲来
交流センター近くには、ふれあい広場なる区画がある。
なにか囲われていると思ったら、なんと、ヤギが放牧されているという。
全然知らずに来ていたので驚きだった。
のんびりと過ごしているヤギの姿は、何と言うか、理想の老後のようだった。
ちなみに、ヤギはけっこうな数が放牧されている。
それ故に、道にはそれなりのウ○コが落ちているので注意されたし。
ローラー滑り台からの……
交流センターのこれまた近くにはこどもの谷という区画があり、そこにはローラー滑り台がある。
これを使えば下まであっという間、というわけだ。
まあ、いい歳した大人が滑らないよな。滑ったけども。
そして、下まで行った私たちはある場所へ向けて歩きはじめることとなる。
山道を。
そう、この森林公園はほぼ山と言っても差し支えないほどの場所である。
故に、軽装で来るのはおススメしない。
登山の準備を、とまでは言わないが、せめて靴はスニーカー、動きやすい服装で。
さて、私が山道を通ってまでたどり着きたかった場所と言うのが……
恐竜にエンカウント
そう、恐竜広場である。
おそらく、森林公園を検索すると、高い確率で恐竜らしきものの写真が出てくるだろう。
なんとここには、計14体の実物大模型が設置されている。
ここに向かうために山道を通って行ったのである。
まず到着するのが古生代エリア。
ここには計3体の恐竜模型がある。
恐らく一番有名なのがこのディメトロドンだろう。
どてっ腹に穴が開いているが、遊具としての役割も果たしている。
どことなく、この目が腹に開けられた穴の方を見ようとしているように見えて切ない。
ここから山道を下るともう1体の恐竜が現れる。
プラテオサウルスである。
とうとう滑り台に改造されてしまっている。
そして、ここからさらに山道を進む。
進んだ先には中生代エリアがある。有名な恐竜はここから先に多く出てくる。
トリケラトプス
ステゴサウルス
ティラノ……ではなく、ジュラ紀に生息したアロサウルスである。
一番大きいのがこれ、ディプロドクス。中に入れる。
ここから、いったん遊具広場の方に戻り、道に出て進むと、最後のエリアが登場する。
そう、こいつがティラノサウルスである。
アロサウルスと比べてみれば、凶暴そうな感じは一目瞭然。
いわゆる、ゴジラ立ちをしている姿は、この模型が設置されてからの年月を物語っている(現在は胴体が地面に平行になるように再現されているのが普通)。
そしてここで唐突に恐竜時代は終わり、マンモスが登場。
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なんだこの哀愁漂うマンモスは。
おそらく、自然博物館でマンモスの復元骨格を見てしまっているからだろう。
やけに小さく、力なく見えてしまう。
こいつだけ実物大ではない気がする。
そして最後に出てくる模型は……
誰だお前
こいつの名前はイボゴン。
どうやら、小学生が作ってコンクールで入賞したやつをこのサイズに拡大して設置したらしい。
イボからは毒ガスも出すらしい。
怖ぇよ。
こいつを含めて計14体。
つまり、実質は恐竜模型は13体ということになる(恐竜じゃないのも混ざっているが……)。
と、いうわけで最大の目的はここで終了した。
森のシェーブル館
唯一、軽食などを販売しているお店。
ソフトクリームやチーズタルトなど、ここ目当てで来る人もいそうな感じである。
休憩や、お土産はここで買っていこう。
その他
今回は立ち寄っていないが、つつじヶ丘(4月下~5月中旬見ごろ)や、ミズバショウ群生地(2~4月ごろ)、さくらの丘、水戸デジタルテレビ送信所、成沢トレイルといった場所もあり、季節によって様々に楽しめる公園になっている。
おわりに
と、いうわけで、今回は森にすむ恐竜たちに出会う旅をしてきた。
一応、補足しておくと、中生代エリアは山道を通らずとも行くことができるので、どの恐竜を見たいかによってルートを考えるといいだろう。
そして、さっきも書いたが、ここは結構な山の中。
万全の備え、とまではいかなくとも、動きやすい格好で散策することをおススメする。
この夏、大自然の中で思い出を作ってみてはいかがだろうか。
それでは、今回はこのへんで