【茨城どうでしょう】子どもの頃の憧れを取り戻す時~ゆかりの森昆虫館~

こんにちは。いゆです。

茨城県の大部分がマンボウになってしまいました。

それゆえ、今から紹介する施設も現在は入れなくなっているっぽい。

それでも私は紹介したい。

子どもの頃の憧れを取り戻せる場所「ゆかりの森昆虫館」を……

豊里ゆかりの森

茨城県つくば市に位置する、自然の国のアドベンチャーランド豊里ゆかりの森(←公式HPへのリンク)。

研究学園とかつくばエクスプレスとか、発展している地域とは少し離れたところにある。

アクセス

公共交通機関でもアクセスは可能で、つくばエクスプレス「つくば駅」(つくばセンター)もしくは「研究学園駅」から、つくバスに乗り込み、東光台入口バス停下車、徒歩10分ほどで着く。

つくバスの系統は「上郷シャトル」(つくばセンター、研究学園駅)か「作岡シャトル」(研究学園駅)のいずれか。

 

バス停下車後はすぐの丁字路を右折。

少し歩くと標識が見える。

左折するといかにも年季の入った看板が。

ここを道なりに歩いて行く。

絵に描いたような田舎の田園風景である。

途中、案内板があるので、行きたいところ(今回は昆虫館)をチェック。

さらに歩いて行く。

バス停から歩いて10分、昆虫館に到着だ。

昆虫館

この佇まい、非常に懐かしい。

子供のころ、何度か連れて行ってもらったが、やはり中学生くらいになると行かなくなるもの。

そう考えると、15年以上も来ていなかったことになる。

何より、まだ残っていることにほっとした。

入館料は大人¥220とリーズナブル。

入ると1階は昆虫標本のコーナーになる。

1階第一展示室

左上を見ると、ハチの巣が展示されている。

説明書きもあり、読んでみると切なくなった。

そっか……キイロスズメバチ……

ちょっと切なくなったが、今度は正面上を見上げてほしい。

そこにいるのは……

でっかいカブトムシだ!

これも子供のころから変わっていない。

ただ一つ変わったことがある。青色の足場、子どもの頃無かったはずだ。後で上がってみようと思う。

標本はやはり、カブトムシ・クワガタムシが中心。

新着標本にエンガノオオカブトがあることに少し感動した。

コーカサスオオカブトの仲間で、割と最近見つかった新種である。

コーカサスオオカブトはこんなやつ。

似た種類にアトラスオオカブトも。こいつはホームセンターでよく売られている。

やたら数が多かったのがヒメカブト。

非常に生息域が広く、亜種も多いようだ。

サトウキビを食害するので、生体を日本に持ち込むことはできない(はず)。

おなじみ日本のカブトムシに

ノコギリクワガタ。

もちろん、世界中のクワガタムシも展示されている。

ゴホンヅノカブトは大人になって魅力が分かるようになった気がする。

最重量級のカブトムシの仲間、ゾウカブトも存在感抜群。

そして、やはり一番見たいのは……

ヘルクレスオオカブトだ。

何気にブルータイプの標本が展示されているではないか。

ネプチューンやサタンオオカブトも格好いい。

他にも、蛾やナナフシなどの巨大昆虫や、

美しい蝶の展示もある。

しかし、美しい蝶を見ていると、どうしてこんなのが生まれてきたのだろう、と不思議な気持ちになる。

また、収蔵用の標本なるものも一部展示されていた。

さて、1階の展示だが、心底驚いた展示が一つある。

オオクワガタの標本なのだが、右下を見ると……

茨城県内野外採集

とある。

標本に付けられたタグを見ると2011年~13年ごろに採集されたものらしい。

私の常識では、茨城県にオオクワガタはいないはずだったので、心底驚いた。

いつか、採りに行ってみたいものである。

地下階及び2階

標本を堪能した後は、まず地階に行くことに。

生体だけでなく、つくばの昆虫も標本が展示されている。

歪んでいる紙が手作り感満載で良い。

そして、生体展示。

たくさんカブトムシがいた。

近付けようとすると、網の所為でピントが合わず接写は断念。

そして……

やっぱり来ましたヘルクレス!!

もう、これ見られただけでOKって感じだ。

ちなみに、隣にギラファノコギリもいたようだが、姿は見えなかった。

そして2階。

ここで座って図鑑を眺めたり、ビデオを見たりできる。

テレビがブラウン管だ。

そして、あの足場に出てみることに。

うん、やっぱりデカイ!!

実は入り口で下から見た時は、思い出よりも小さいなあと思っていたのだが、近づいてみるとやっぱりデカかった。

どうやら、つくば万博のタイミングで作られたもののようだ。

子供の時知らなかったことをこうやって知ることができると、大人になって良かった、と少しだけ思う。

滞在時間約30分。

来たときは晴れていたのに、雨が降り出した中、私はバス停へと戻ったのである。

おわりに

本当に久しぶりに訪れた場所だった。

思い出と変わらない部分、変わった部分があるが、この場所はこれからも残り続けてほしい。

茨城県は大部分がまん延防止重点措置の対象になってしまったため、訪れる際は開館しているか事前に確認して、感染症対策をしっかりしたうえで訪れてほしい。

皆さんも、子どもの頃の憧れを取り戻す夏にしてみませんか。

 

それでは

このへんで

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