こんばんは。いゆです。
旅してきました。
今年、旅に出過ぎじゃね?とは思いますが、ココロは止まっていられないので。
と、いうわけで2023年最後のゆるキャン△聖地巡礼旅は、初めての河口湖・山中湖です。
目次
1日目 へやキャン△聖地巡礼
まず初日はショートアニメ「へやキャン△」の聖地巡礼に河口湖方面へ。
しかし……
いきなり躓く
当初想定していたルートは、新宿駅まで行き、そこから特急富士回遊号で河口湖駅へ向かうというもの。
ところが……
2週間前くらいの時点で全席完売……という状況。
これが判明した時には行き先変更も視野に入れたが、別ルートが示された。
それは、新宿から特急で大月駅まで行き、そこから富士急行線(普通列車)に乗り込んで行くというもの。
到着時刻がやや遅くなり、1箇所諦めざるを得なくなったものの、とにかくこのルートに設定したのである。
久々の河口湖駅へ
タイトルで「はじめての」って言ったじゃん!という感じだが、実は河口湖「駅」には初めてのゆるキャン△聖地巡礼旅で帰りの高速バスに乗るための中継地点として訪れている。
さて、これは富士急行線に乗ったときから感じていたことだが、とにかく外国人が多い。
あっちからもこっちからも異国語が聞こえてきて、人種のフルーツバスケット状態である。
千明は「さすが富士山パワーデース」なんて言ってたが、何かもう、そういう余裕を吹っ飛ばす多さである。
ともかく、ここからバスに乗って移動するのだが、何と30分ほど時間が空いてしまう。
どうするか……と思っていたところに……!
足湯発見!!
以前来たときにあったかは知らないが、とにかく足湯がある。
そして、あまりに衆人環視の場所にあるからか、誰も利用してない!
それなら、ということで足湯に浸かる。
足湯で疲れを吹っ飛ばす、などというくだらない駄洒落が思い浮かんでしまったが、冗談でなく足が軽くなり、良い旅のスタートを切れた。
温泉むすめ
また、温泉むすめのパネルがあちこちにある。
写真を撮ったり、別のタイミングではあるが、グッズを買ったりした。
富士山世界遺産センター
さて、河口湖駅から周遊バス(ブルーライン)に乗って向かったのは、富士山世界遺産センター。
尚、静岡にもほぼ同じ名前の施設があるので注意だ。
ここは、へやキャン△で野クルの3人が訪れた場所。
北館と南館に分かれており、北館はインフォメーションやお土産、カフェがメイン。南館は展示メインだ。
北館 カレーと展望デッキ
着いたのがお昼近くだったので、昼食から。
2階のカフェには、スイーツやうどんなんかもあるが、やはり聖地巡礼で来たなら、富士山カレーを食べておきたい。
選び方が色々あるが、フジヤマセットを頼めば、野クルの3人が食べていたものを制覇できるぞ!
そして、出てきたのがコチラ。
なでしこも若干引いていた青いカレーだ。
もっとも、茨城県民は青いカレーに覚えがある人も多いだろう。
そう、ネモフィラカレーだ。
というか、富士山カレーの方が富士山の形をしているだけまだ受け入れやすい気がする。
因みに味の方は普通のカレー……と思ったら違った。
ココナッツミルクでも使っているような気がする、マイルドなカレーだ。
個人的には、青くて普通に辛いカレーのがギャップあっていいと思うのだが。
また、溶岩唐揚げや逆さ富士ゼリーも楽しめるのは良かった。
聖地巡礼メシとしては¥2,000で制覇できるので、割とお得だと思うぞ。
そして食事の後は展望デッキへ。
劇中では曇りで見られなかった富士山もこの通りだ。
というか、旅程の2日間は晴れていたので、富士山は良く見えたぞ。
南館 冨嶽三六〇
南館は展示メインだが、その中でも劇中に登場した冨嶽三六〇はかなり良かった。
時間経過で様々な姿を見せる富士山は見ていて飽きない。
また、見る角度によってもその表情を変えるので、本当に富士山を見ているよう。
ずいぶんここで写真を撮ったが、それでも見られる表情の一部だ。
もちろん、他の展示もなかなかで、富士山の登山体験(登山道を映像で追っていく)や、VRを使ったものもあったようだ。
そういえば、千明がなでしこの食べる富士山カレーをご当地富士になぞらえるシーンがあったが、日本のみならず世界のご当地富士を紹介するパネルもあった。
さすがに欧州富士と読んだマッターホルンは無かったが、ルソン富士とかあったので、強ち間違いでも無い気がする。
気になったのはこれ。
初めて聞いたけどな。筑波富士。
富士山世界遺産センター感想
当初、バスの都合でここの滞在時間を2時間と設定した時には、そんなに時間を潰せるかしらと思っていたが、とんでもない。
むしろ、もうちょっといても良かったくらいだ。
富士山のことをいろいろ知ることができる、とても興味深い施設だった。
そして驚くべきは、ここ、入館無料ということ。
いやはや、富士山の如く懐の広い施設である。
また、平日とはいえ、河口湖駅にあれだけいた外国人観光客は一人もおらず、なんなら他のお客さんもほとんどいなかったので、かなり落ち着いて周れた。
人に酔いそうになったら、ここに避難してみるのも良いかもしれない。
富士山パノラマロープウェイ
河口湖駅に戻り、さらに別の周遊バス(レッドライン)に乗り込み、次の目的地へ。
富士山パノラマロープウェイは、天上山を昇降するロープウェイ。
野クルの3人が出鱈目なカチカチ山を生み出したのもここだ。
ここで、ゆっくり景色を見て、すぐ近くにある本日のホテルにチェックインするつもりだったが……
外国人観光客で鬼のように混んでいた。
なんならバスの時点でヤバかった。
ロープウェイ乗り場の外まで列が伸びており、乗るまで25分ほどを要した。
因みにチェックイン予定は15時で、ここに着いたのは14時20分頃である。
まあ、どうにかこうにかロープウェイに乗り込み、展望台から富士山と河口湖を見たり、温泉むすめのパネルを撮ったり、火ィ着けられてるのにむっちゃ笑顔の狸の写真を撮ったりできた。
たぬき茶屋は閉まっていた。
そして、下山のロープウェイも鬼混みしており、乗り込むまで30分ほどかかった。
チェックイン時刻には無事に遅刻したが、18時までなら連絡不要とのことで安心する。
富士山パノラマロープウェイ感想
ハッキリ申し上げると、行くなら朝、ロープウェイが動き出す時間(9時)を狙うのが良いだろう。
恐らく、富士山ビュースポットとしてかなり知られており、下手な時間に行くと、上りも下りも行列だ。
というか、一番最初の予定では、ここを2日目の朝にして、そのまま河口湖観光予定だったのだが、そうすべきだったとちょっと悔やんでいる。
ちなみに、山頂の滞在時間は約10分。
でも、もう行きたくないかも……。
1日目 終わり
宿はBBHホテルグループの、ブリーズベイレイクリゾート河口湖、という宿。
一泊二食付で¥13,000と、割とリーズナブル(プラン・時期による)。
部屋からは河口湖を見ることができたし、ハッピーアワーで風呂上がりのビールを楽しむこともできた。
夕食は、メインの鍋(すき焼きか豆乳鍋しゃぶしゃぶ)にバイキングが付いているというもの。
カニが食べ放題だったが、食べづらかったのであまり食べなかった。
全体的には可もなく不可もなくではあったが、値段を考えれば悪くないだろう。
ちなみに、最後に出てくるプリンはめっちゃ美味かった。
2日目 ゆるキャン△聖地巡礼
さて、2日目はゆるキャン△SEASON2の5,6話で千明・あおい・恵那が訪れた山中湖方面へ。
オギノ
河口湖駅から周遊バス「ふじっ湖号」に乗り込み、揺られること約50分
まず、花の都公園で下車。
ここから、歩いてオギノというスーパーに向かう。劇中ではハギノとなっている。
ただ、ここで下車したのは失敗。
もう一つ先の花の都公園入り口というバス停の方が近かった。
さて、オギノ自体は普通のスーパーなので、あまり特筆すべき点は無し。
あえて言うなら、ゆるキャン△グッズコーナーはあった。
品数は多くなかったが、サインが飾られていた。
また、敷地内にある100円ショップのSeriaも一応、聖地。
ワカサギの天ぷらを作るための小鍋を100均で買おう、と話していたし、アニメだとロゴが一瞬出ている。
ここでは、ごちうさのグッズを買った。
…
……
………
なんでだよ
紅富士の湯
さて、オギノから歩いて10分ほど、紅富士の湯に到着。劇中では赤富士の湯となっている。
で、ここの温泉は最高だった。
まず、露天風呂からは富士山がバッチリ見える。
かつて訪れた、ほったらかし温泉でも見えたが、大きさが違う。
また、内湯からもバッチリ富士山が見える。
それも、露天風呂では上の方しか見えないのに対し、内湯からは山体を下の方まで広く見ることができる。
実は露天風呂に入っている途中から雲が山頂にかかり始め、露天風呂からは富士山がほとんど見えなくなってしまっていた。
ところが、内湯からは山体の下の方を見ることができたので、改めて富士山を楽しみながら温泉に入ることができたのである。
尚、この日の山中湖は最高気温が3℃ほどだったため、気化冷却でものすごく寒かった。
これもまた、ゆるキャン△体験である。
食事も取ることができる。
いろいろ迷ったが、オススメとなっていたローストポーク定食にした。
美味かったが、腹いっぱいになりすぎて、信玄餅ソフトは一旦断念した。
千明たちが座ったのはこのあたりかな。
畳があるので寝転びたくなる気持ちは分かる(しないけど)。
あと、山中湖温泉にも温泉むすめがいた。
近くに二人もいるとか、チートかよ(何が)
あ、あと、11時開館でそれから20分後くらいに着いたからか、お客さんが少くて良かった。
富士山レーダードーム館 カリブー(?)
最後の目的地は富士山レーダードーム館と、カリブー山中湖店のモデル地。
レーダードーム館は特徴的な建物が映っただけではあるが、カリブー山中湖店の最寄りバス停も富士山レーダードーム館であった。
で、レーダードーム館での目的は、実はグッズの購入。
ここには沢山のゆるキャン△グッズが置いてあると聞いたからだ。
そして、その噂は本当だった。
売り場の8割〜9割はゆるキャン△グッズである。
新旧いろんなグッズがあり、もしかすると、あの時買い逃した!みたいなのも見つかるかもしれない。
ショップに寄るだけなら入館料はかからないので、聖地巡礼のお土産を買うのにうってつけだと思う。
そして、カリブー山中湖店のモデル地となった、mont-bellというアウトドアショップ。
カリブーくんのモデルとなったクマもいる。
隣にはフジヤマビールという、先生が好きそうな場所もあるぞ。
ちなみに、すぐ近くには道の駅富士吉田(劇中看板では富士山中湖)もあり、わずかながらゆるキャン△グッズもあった。
そして、外のキッチンカーで、先ほど食べられなかった信玄餅ソフトを食べることもできた。
こうして、私の聖地巡礼旅は終わりに向かっていったのである。
富士山駅
帰りの電車には富士山駅から。
千明たち3人はここからスタートだったが、私にとっては、今回訪れる最後の聖地だ。
赤い鳥居に、隣の居酒屋の看板を絶妙に隠すアングル。これだ。
そして、展望スペースから最後の富士山を眺める。
15時41分発 富士回遊号新宿行きに乗り込み、私の旅がまた一つ、終わりを迎えたのである。
戦利品
まずはゆるキャン△グッズ
このあたりでグッズを買うなら1箇所に拘らず、何箇所かに行ったほうが良いかも。
というのも樽チョコクッキーは、今回訪れた場所では、河口湖駅売店でしか見なかったし、巾着つきスナックは、レーダードーム館では売り切れてたのにすぐ近くの道の駅には普通に残っている、みたいな状況だったから。
悔いのないように買っておこう。
ちなみにブラインド系はこんな感じ。
待って、神引き。
巾着はしまりんだし、樽チョコクッキーのシールは綾ちゃんだし、マーブルクッキーのカードは恵那ちゃんだし、色紙に大人しまりんいるし。
あとは温泉むすめグッズも少し。
河口湖駅売店でポストカード貰えました。
おわりに
今回の旅、何回か言ってるが、若干の人酔いをした感がある。
外国人観光客が多すぎるのだ。
おそらく、観光客全体の9割以上が外国人。
オーバーツーリズムとまでは言わないが、特に河口湖方面の観光地はかなり危険だろう。
また、電車も同じように外国人が多い。
帰りの電車、危うく特急券を取れないところだった。
事前に切符を取って、時間厳守で動くか、別のルートでの帰路を確かめておくことをオススメする。
一方で、富士山世界遺産センターや、紅富士の湯のように、素晴らしいところにも関わらず、観光客が少ないところもある。
個人的にはかなり穴場だと思う。
観光客が多いのは、観光地にとって良いことだろうけど、実際に観光する人にとっては、やっぱりマイナスな面が多い気がする。
ここもコロナ禍のうちに行っておくべきだったか……などと、無意味な後悔である。
そうは言っても、別に悪い旅だったわけではない。
上記のように良かったところはあったし、ゆるキャン△グッズも買えた。
ただ、次の旅はゆるくしたいなぁ、と思うのであった。
おわり
あ、そうだ。
冬コミ、初日行きます!(デデンッ)
ほんとうに
おわり