【茨城どうでしょう】里帰りはどうでしょう~下妻市編~

こんばんは。いゆです。

実家に帰省してきました。普段なら面倒極まるという親不孝者ですが、今回は、よし、行ってやろうと思ってました。帰省ついでにブログ用の写真撮れるじゃん、と思ったからです。

そんなわけで、一昨日(土曜)から2泊分行ってきました。

私の故郷は、下妻市です。そう、下妻物語の下妻です。観たこと無いですが。

故郷を離れたのが、大学進学のとき。以降、たまに帰省していますが、ちょっとしたところが変ったり変わらなかったり。

今回の帰省では、コロナのこともあり、友達同士で集まるということもなかったので、完全に自分のペースで下妻市のいくつかのスポットを回ってきました。

ああ、懐かしの小貝川ふれあい公園

移動手段は自転車。中学の時も、高校の時も、ずっと自転車を使って通ってきた橋があります。

橋の名前は祝橋(いわいばし)。なんだかおめでたい名前です。下妻には大宝という地名もあり、不思議と縁起が良さそうな名前には恵まれています。

この祝橋は、小貝川という川に架かっています。

綺麗な川というわけではありませんが、私の原風景の一つです。そして小貝川沿いには、小貝川ふれあい公園という公園があるのです。

けっこう広大な敷地を有しており、全部を回ろうとすると意外に時間がかかります。

全部の施設を利用したことがあるわけではありませんが、いくつか主だったところを紹介していきます。

花畑

下妻市は、花のまち下妻、と称されており、花を愛でることができる場所が多いようです。

ここもその一つ。

……まあ、今は季節じゃないんですが。

5月下旬には、ポピー、秋ごろにはコスモスが咲き乱れるのです。

この、茨ひよりのバックに写っているのがポピー畑です。

撮っている場所の高さは違いますが、ほぼ同じアングルで撮れていると思います。

筑波山をバックに咲き誇るポピーは、茨城有数の絶景の一つと言っても過言ではないと思いますよ。

公園、バーベキュー場

屋外活動施設が中心となっており、遊具がいくつか設置されています。

他にもブランコとかもちろんあります。あまり子どもの頃と変わっていない印象ですが、昔はトンネルになっているところに入れたのが、今回行ったときは入り口が閉まっていて入れませんでした。

子どもの頃はたまにここに連れてきてもらって遊んでいました。さすがにこの日は猛暑で遊んでいる人はいなかったですね。

バーベキュー場があるのも特徴的。

写真だけ見たら完全に森なのですが、写真左側に写っている人が歩いている通路から、中のバーベキュー場に入れます。

何組かバーベキューを楽しんでいるグループがあったようです。

バーベキュー炉一基につき¥1,000、鉄板などのバーベキューセット1セット¥500で楽しむことができます。

ネイチャーセンター

今回のメインはここです。

子どもの頃から、この建物に入って中の展示を観るのが大好きでした。

なにやら奇天烈な形をしていますが、その秘密は小貝川ふれあい公園の終わりの方で明かしましょう。ちなみに外壁はこんな感じ。

で、入口を見るとこんな掲示が。

テンション爆上がりです。

毎年夏になると外国のカブトムシやクワガタムシの生体展示を行っているのですが、今年も行われていました。

入口に入ると下妻市のイメージキャラクター、シモンちゃんが出迎えてくれます。

可愛いですね。

初めて登場したころは、下妻市が萌えキャラに走った!!と衝撃でしたが、今となっては普通に可愛いキャラクターとして愛でたいです。ひよりんに次ぐ可愛さだと思います。

で、アルコール消毒などして早速甲虫展へ。

やっぱりいましたヘルクレス。子どもの頃から変わらない、憧れの存在です。おそらくこれは原名亜種(ヘルクレス・ヘルクレス)で、おまけにかなり大きい個体でした。近くで見られてよかった。

カッコよさではネプチューンも負けていません。ケースの端の方にいてくれたので、こんないい感じの写真が取れました。こいつもかなり大きめの個体です。

ちょっと隠れちゃってますが、サタンもいます。そもそもこのカブトムシはかなり貴重な種類で、この大きさとなると、ウン十万円するかと……。どこからお金が出てるのだろうか……。ともあれ、こんな貴重なのを見ることができたのは本当に良かった。

最も美しいクワガタムシ。ニジイロクワガタ。いっぺんくらい、手元に置いておきたい気がします。

他にも何種類か展示されており、合計で十数種類いたと思います。何種類かは寝ていましたが。

同じ部屋には標本も展示されています。

こっちは常設展示です。

甲虫展の後は、他のコーナーも見て回りました。

このデカいオオムラサキも健在。

国蝶に指定されているオオムラサキが下妻市にも生息しており、もっぱら小貝川ふれあい公園の敷地内ということもあって、オオムラサキ推しです。

もちろんそれだけでなく、ミニミニ水族館なるコーナーも。

ちょっと涼しさを求めてみるのもいいかもしれないですね。

あと、なぜかタヌキのはく製が。

そしてこの建物は屋上に上がることができます。

屋上からはまあまあの景色を見ることができますよ。

こっちは敷地内の球場です。さすがに今日は誰もいない。

森と、祝橋方面です。

この日はよく晴れたので暑かった……。

オオムラサキの森

ネイチャーセンターから少し自転車を走らせると、バーベキュー場があったのとは違う森が見えてきます。

それが、オオムラサキの森です。

この森の中には自然散策路が設けられており、歩いて観察することができます。

さすがに森の中だけあって、外ほどの暑さは感じません。

ただ、問題が……。

コバエがめっちゃ飛んでます。

森の中で一番エンカウントしたのはコバエです。悲しいことに。

ちなみにオオムラサキは若干時期がずれています。7月中くらいまでのようです。

しかし、歩いているとある虫の数が非常に多いことに気付きます。

トンボです。

森の中だとハグロトンボ、上の写真のようにちょっと開けたところだと、シオカラトンボがたくさん飛んでいました。

水戸に来てからトンボを見る機会がめっきり減ってしまっていたので、数の多さに驚きました。

あと、森の中ではありませんが自転車を停めたところの近くに、ヤママユがいました。

さらに、このヤママユに近づいていったら、同じ木にカブトムシもいました。

どちらも日陰で休んでいたようですね。

こんな素敵なエンカウントもあり、そろそろ次の目的地へ向かおうというところです。

小貝川ふれあい公園 おわりに

あの奇天烈な建物、結局何だったのかというと……

オオムラサキの形をした建物だったのです。まあ、勘のいい人は気づいていたと思いますが。

入口近くの部分はオオムラサキの頭部にあたります。

外壁のイモムシはオオムラサキの幼虫です。

この建物、何年か前に珍百景としてテレビで紹介されたらしいです。衛星写真で見ると、大きな蝶がそこにいるように見えるので。

ともあれ、大人になっても楽しめる思い出スポットに行けてよかったです。

道の駅しもつま

下妻市には道の駅があります。

車で行けば、小貝川ふれあい公園からそう遠くないです。

ちょっとしたお土産物屋と、ベーカリー、そして食堂が3か所もあります。

写真に写っている建物内には1か所。建物の右手に2か所あります。

建物内の食堂は「しもん亭」といいます。

けっこう色々なメニューがあります。

また、しもん亭内の自販機にはシモンちゃんラッピングも。

私はチャリの疲れをいやすべく、ここでかき氷をいただきました。

おわり

道の駅しもつま おわりに

もっと書くことがあれば良かったのですが、3階の展望スペースは夏季閉鎖中(冷房がなく、室温40度になるらしい)だし、お土産スペースでも何も買わなかったし……。

だいたい、私がここに来たのは、道の駅にならシモンちゃんグッズの一つくらい売ってるだろう、と算段したからです。

……売ってましたよ。一種類だけ。ハローキティとコラボした、キティ先輩の背中にオオムラサキの羽がついているストラップが……。

シモンちゃんグッズじゃないです。キティちゃんのグッズです。

そんなわけで、私は翌日、ネットで調べた限り、ここならグッズがあるかもしれない、という場所にチャリを走らせることになったのです。

下妻市観光交流センター さん歩の駅 サン・SUNさぬま

帰省二日目。

家からチャリを飛ばすこと約30分。

砂沼に来たのはずいぶん久しぶりです。

学生時代には無かったのですが、いつのまにかこんな建物が出来上がっていました。

一階は観光物産販売所、二階は観光情報案内所とカフェになっています。

カフェにはテラス席もあり、しかもテラス席はカフェ利用者でなくとも利用できるようです。

チャリ30分の疲れを癒すべく、カフェでアイスコーヒーを頼みました。

こんな風に砂沼を眺めながら一息つくのもいいものです。

ちなみにここ、恋人の聖地サテライトなるものに選定されているらしいです。プロポーズにふさわしいロマンチックなスポット、だそうです。

地元民の所為か、全然そんな気がしません。

まあ、例年なら花火大会もあるので、そのときくらいは……。

下妻市観光交流センター おわりに

砂沼を眺めながらのコーヒーは美味しかった。

でも、シモンちゃんグッズはありませんでした。

カブトムシが売っていました。

で、あとはここから最後の砦に向かいます。

ビアスパークしもつま

さらに自転車を走らせていきます。途中、既に廃墟となっている砂沼サンビーチ跡地の横を通りました。

ウォータースライダーなど、まだ名残があります。

そんな道を通り、たどり着いたのはビアスパークしもつま。温泉施設です。

ここもずいぶん久しぶりな気がします。

はがれかけている入り口の看板が哀愁を誘います。

営業はちゃんとされています。

温泉は日帰り温泉でも良いですし、この施設は宿泊施設でもあるので、一泊していくこともできます。

実際、ここに宿泊したことはありません。地元民だからでしょうな……。

この日はチャリということもあり、どうせ汗だくになってしまうので温泉には入りませんでした。

あとは、外に出て別の建物を目指してみます。

農産物などを売っている建物……だったものです。今は使われていません。

この建物の近くにはバーベキュースペースもありますが、コロナ対策で使用中止。当然、この暑さなので遊具で遊ぶ子供もいない。

このあたりにいるのは私だけで、何だか廃墟にでも迷い込んだ気分でした。

ビアスパークしもつま おわりに

ここにも、シモンちゃんグッズはありませんでした。

というわけで、目ぼしいところは全部回ってしまったわけです。

ビアスパークは、地ビールを提供しているということもあり、一回くらい泊まってみたい気がします。

日帰り温泉は何組か利用者がいたようでした。

まとめ

私の帰省はいつの間にか、シモンちゃんグッズを探す旅になっていました。

いろいろな意味を込めて、一つくらい買っておきたかったんですよぅ。

思ったんですけど、シモンちゃんと茨ひよりがコラボしてみたらいいんじゃないかな

全力で応援するわ。

ともかく、これで私の帰省編はおしまい。

もしかしたら来年また帰省して書くかもしれない。

その時は別のスポットも回ってみたいもんです。

 

それでは

また

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